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新型コロナウイルスへの本学の取り組み

野生動物間でウイルスがどのように振る舞い、種を超えてヒトに感染するのか、というウイルスの生態を明らかにすることは獣医の役割です。そこで、獣医学部では、これまで人獣共通感染症の講義において総論・各論のほかに事例解析としてデング熱、エボラ出血熱、重症熱性血小板減少症を取り上げてきました。今般、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、WHO(世界保健機関)は2020年3月11日に深刻な現状を「パンデミック」(世界的大流行)と表明しました。ヒトと動物の共通感染症で、これまでのSARS、MERSと同様、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)もコウモリ由来のウイルスによると考えられ、ヒトへの感染に媒介動物がいる可能性がありますが、制御するのは容易ではないと思われます。2020年度の「人獣共通感染症」の講義には「新興コロナウイルス感染症」を組み入れるよう計画しています。

国際シンポジウムとして昨年3月に「越境感染症の野生動物対策」、11月には「今注目される新興ダニ媒介人獣共通感染症」を開催し、野生動物やペットからの感染の状況、患者の発生状況と予防法などを紹介しました。また、過去2年間で合計19回の市民公開講座を開催し、多くの専門家、市民に対して最新の情報発信や啓発活動に寄与しています。今般の新型コロナウイルス感染症についても、国際シンポジウムのような形で取り組んでいきたいと考えています。

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